オーガニックとは一体なんなのか?良い所と悪い所を徹底解説!《SOLANA》

ここ数年、オーガニックの商材はどんどん増加傾向にあって

今となっては当たり前のワードになってきたオーガニック

 

オーガニックじゃないと嫌だなんて声も出てきている中で

実際オーガニックってなんなのか?

 

今更、聞けない事も出てきていると思います

 

またオーガニックは安全そうに見えて危険な一面も持ち合わせているのでそちらのご説明をさせて頂きます。

是非、最後までお読みください!

 

 

それではレッツゴー!!!

 

 

①オーガニックとは?


どんな定義でオーガニックと呼ばれているのでしょうか?

 

農林水産省が定めているオーガニック基準(有機農産物の場合)

  • たい肥などで土作りを行なう
  • 種まきまたは植え付け前の2年以上に禁止された農薬や化学肥料を使用しない
  • 土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる
  • 農業生産に由来する環境への不可を出来る限り低減
  • 遺伝子組換え技術を使用しない

2年以上前に土作りの段階で化学肥料や禁止された農薬を使用しておらず、遺伝子組換え技術を使用しないのが主なオーガニックの食材を育てるポイントです。

ただし、一部の農薬の使用は認められているので無農薬とは限らないのが注意するポイントです。

 

遺伝子組換え技術を使用しないことが有機加工食を作る上で大切なことになります。

 

ただし、上の通り育てただけでは、製品を「有機」や「オーガニック」と名乗って出荷、販売する事はできません。

まだ自称オーガニックというだけです…

 

ではどうすればオーガニック商材と認めてもらえるのか?

 

まずは「有機JAS認定事業者」になる必要があります。

この認定事業者になるためには、農林水産大臣に登録された第三者の「登録認定機関」に書類申請を行ない、実地調査されたあとに法的に適合されているか判定されます。

有機JAS規定は、日本で採用している有機規定で、世界には別の基準を持った認定機関が多数あります。

 

実は日本はオーガニックに関しては遅れていて認識がまだまだ低いです。

世界にはオーガニックに関して国をあげてバックアップしているところもありまして

ドイツなどはかなり力を入れていたりするので

そういった認定機関の審査をクリアする日本の企業も増えてきました!

 

 

認定機関によってオーガニックフードの定義が異なりますし審査基準の難しさも全然違いますので

どういった認定機関の審査をクリアしているのか?

を見るのもいいかもしれません!

 

 

ですが、どの機関も化学薬品をできるだけ使わず、環境負荷をおさえ、自然を守ることが根底にありますのでそこをクリアする事がなによりも重要です!

 

 

 

 

②オーガニック認定機関一覧


 

・EU【NaTrue】

2008年にヨーロッパの化粧品メーカーが中心になって、発足させたオーガニックコスメ認証団体

立ち上げに参画した化粧品メーカーは、Dr.ハウシュカやLOGONA(ロゴナ)、

WELEDA(ヴェレダ)Primavera(プリマベラ)、lavera(ラヴェーラ)などの名だたるナチュラルコスメ・ブランドです。

「基準を一般公開する」「認証制度をビジネスにしない」

認定基準や認定プロセスをHP上ですべて公開している点

オーガニック成分の含有率を星の数で表示

審査基準がわかりやすくしている点など、他の団体には見られない特徴があります。

 

・フランス【ECOCERT】

ECOCERT(エコサート)とは、フランスの国際有機認定機関。

世界でスタンダードのオーガニック認証団体の世界基準になっています。

 

・オーストラリア【ACO】

2002年に設立されたオーストラリアのオーガニック認証機関。
オーストラリアで最大のオーガニック認証団体。
他のオーガニックコスメ認証機関に比べても、かなり厳しい基準内容だと言われている。

 

・アメリカ【USDA】

米国農務省のことで、日本で言えば、農林水産省にあたる政府機関

USDA Organicは、日本で言えば有機JASと同じ

主な品目は、農産物や食料品と元々は食品の基準です。

 

ドイツ【BDIH】

ナチュラル志向やエコロジー志向の先進国であるドイツでは、早い時期から「エコ」や「ナチュラル」関連商品が、大きなマーケットを占めていました。

自社製品の成分や製法など、ナチュラルさに自信を持つメーカーやブランドが集まり、作り出されたオーガニックコスメ・ガイドラインがBDIH

 

ドイツ【demeter】

シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法を推奨しており、どの認証制度よりもより厳しい基準となっています。

審査するにあたり、バイオダイナミック農法をしていることが最低条件ですが、その農法こそ大変厳しい基準となっています。

 

ドイツ【eco control】

 

品質基準や安全性だけではなく、フェアトレードや持続可能性など、より広い基準が設けられています。

化粧品認定においては、「効果が皮膚科学的に確証されている」という独特の項目があるのが特徴です。

 

フランス【ecobio】

 

フランス通商産業省の基準をクリアした製品に、認可の証としてecobioのロゴが与えられます。

日本で言うと、農林水産省の有機JASマークと似た制度です。

フランスはドイツと並んで、オーガニックコスメの先進国でもあるので、民間の認証団体も数多くあります。

 

イギリス【SoilAssociation】

ECの一般的なオーガニック基準よりも項目が細かく、多岐にわたっていて、1つ1つの項目自体も厳しく、審査が厳しい事でも有名な団体です。

 

イタリア【SoCert】

 

フランスのECOCERT(エコサート)をモデルとして作られてみたいですが

その基準はECOCERT(エコサート)よりも厳しく多岐にわたる事で知られています。

現在では、イタリアのスタンダードになりつつあります。

 

イタリア【AIAB】

 

IFOAM(国際有機農業運動連盟)から正式に認定を受けたイタリア最大級のオーガニック認証団体です。

今は生産者のみならず加工者や販売、消費者などの会員も増え、宣伝・プロモーションまでも、一括して行う機関になっています。

 

 

 

③オーガニック商品の良い所、悪い所


オーガニック商品は「オーガニック」、つまり無農薬無化学肥料栽培で育てられた植物を使って作られた商品、というのがざっくりとした定義です。

世界にはオーガニックの認証機関がいくつかあり、石油由来成分を可能な限り使わない事や

全成分中のオーガニック比率が〇〇%以上であること、などそれぞれ厳しい基準が設けられています。

 

そこでオーガニックコスメなどの良い所を考えた結果

この3つが主な理由ではないかと思いました。

 

  1. 自然由来成分でお肌にやさしい

  2. 髪や肌が本来持つ美しくなろうとする力をサポートしてくれる

  3. 天然アロマ成分でリラックス効果が高い

 

自然派由来成分で肌に優しい

オーガニックコスメは石油由来成分や合成成分を極力排除し、植物から抽出したエキスを使ってる物ばかりです。

そういった植物の多くは、古くから民間療法として肌トラブルに生かされてきた草木やハーブ類と言う事になります!

 

「化学合成成分=肌に悪い」というわけではありません!

ですが科学的に合成した成分は精製度が高く特定の効果が高まる一方で反作用(副作用)も大きくなる可能性もあります(逆に精製度が高いおかげで肌に刺激がなく使えるものもあるので一概には言えません)

 

植物にも毒性のある成分は含まれる場合がありますが、化学合成されたものに比べその作用は全然マシです!
なおかつ植物にはその毒性を抑える成分も持ち合わせているため、反作用が出にくいと言われています。

 

また、植物の成分はとても複雑で、いまだ科学で解明されていないものがたくさんあります。

バラの香り1つ取っても、これまでに発見された香気成分は540種類を超えているほどです。

それでもまだ自然の香りを合成で再現することは難しいとのこと。

 

植物は根を下ろしたところから移動することができない分

そこで生き延びるための「環境適応力」や厳しい紫外線などに負けない「抗酸化力」などが非常に発達しています。

そういった科学では解明しきれない部分のミステリアスな部分のパワーがお肌に働きかけてくれるのが

オーガニックコスメの魅力のひとつだと言えます

 

 

髪や肌が本来持つ美しくなろうとする力をサポートしてくれる

一般的なスキンケア化粧品は肌の悩みをケアするため、風邪薬や解熱剤のようにピンポイントで症状を抑えたり、表面のうるおいを保持させることを強みとしています。

 

それに対してオーガニックコスメと言うのは

もともと肌が持っている機能を高めて肌本来の美しくなろうとする力を引き出すことが得意です。

 

本来、お肌はダメージを受けたりトラブルを起こしたりしても自ら修復し再生する力を持っています。
また、汗と皮脂で天然のクリームと呼ばれる皮脂膜を作ってお肌に潤いを保ち、乾燥から守る力も備えています。

 

こういった肌本来のもつ力は紫外線やストレス、年齢と共に低下していきます。

そこで外から補うケアの研究が進んできたわけですが、オーガニックコスメは外から補うだけではなく肌がもともと持つ回復力をサポートして、本来あるべき肌の状態や皮脂バランスを自ら保つことができるお肌に導いてくれるところが魅力の一つだと言えます。

 

 

天然アロマ成分でリラックス効果が高い

オーガニックコスメには多くの場合天然の精油(エッセンシャルオイル)が使用されています。

 

それぞれの精油がもつ肌への作用はもちろんのこと、防腐効果なども持ち合わせているのがエッセンシャルオイルの凄い所!

 

精油(エッセンシャルオイル)といえば、アロマディフューザーなどで香りを拡散させてリラックス効果やリフレッシュ効果を楽しむアロマセラピーとして暮らしに取り入れている人が多いです

 

オーガニックコスメではスキンケアしながら精油の香りを吸い込むことでアロマセラピー効果が得られます。

お肌のお手入れをするスキンケアタイムがリラックスタイムになるなんて、ちょっとお得な気持ちになるし素敵ですよね。

 

 

これだけ聞くと凄い万能な商品に見えますが

悪い所もある事も知っておかなければいけません!

 

そこでオーガニック商品の悪い所3つ考えてみました!

 

  1. 植物由来だからといってすべての肌に合うわけではない

  2. ケミカルコスメに比べ使い心地が劣る場合がある

  3. 日本にはオーガニックコスメの基準がないので、「なんちゃってオーガニックコスメ」がある

 

植物由来だからといってすべての肌に合うわけではない

オーガニックコスメはお肌にやさしい!というイメージは間違いではありませんが、すべての人に合うわけではないことを覚えておく必要があります。

 

多くの人にはなんともない食品でもアレルギーを起こす人がいるように、また同じ食べ物でも体調によってお腹を壊すこともあるように、オーガニック商品もアレルギー反応やかぶれが起きる可能性は十分にあります。

 

どんな化粧品でもそうですが、まずは全成分をチェックすることを習慣にしておくと良いでしょう!
自分に合わない成分が使われていないか、どんな成分で構成されているかを確認することは、自分のお肌に合った効果的なスキンケアをするためにとても大切なこと

また、トライアルセットやサンプルがあるものはまず実際に数日間おためししてみましょう。
その際にも、いきなり顔に使わず腕の内側などで反応が鈍い部分でパッチテストをしてから使用すれば万全です。

 

ケミカルコスメに比べ使い心地が劣る場合がある

オーガニック商品では、髪やお肌への負担になる成分や髪や肌本来のあるべきバランスを壊す可能性のある成分はなるべく排除されています。
そのため、ケミカルコスメに比べて使い心地がやや劣ることも多いです!

 

例えばですが合成界面活性剤を使っていない(または必要最小限にされている)ため、クリームがやや伸ばしにくかったり、伸ばすと真っ白になってしまったりすることがあります。

 

またシャンプーなんかでもシリコンフリーだと書いてあって使用すると髪がキシんだりします

 

使い心地のよさ、肌触りのよさを重視するのであれば、オーガニックコスメは気持ちよく感じない場合があります。
反対に意図的に作られたすべすべの手触りではなく髪や肌、本来の質感を高めたい人にとっては、合成ポリマー等で髪や肌を覆わないことを重要視するでしょう。

 

「商材に何を求めるか」によって商品の良し悪しは分かれます。
自分がどんなお手入れをしたいのか、どんな肌を目指したいかによって、ケミカルコスメとオーガニックコスメを上手に使い分けるのが「スキンケア上手」といえるかもしれません。

 

 

日本にはオーガニック商品の基準がないので、「なんちゃってオーガニック」がある

 

世界にはさまざまなオーガニック認証機関があり、オーガニック商品の基準が厳密に決められています。

が、
残念ながら日本にはそういったオーガニック商品の基準がありません。

するとどういうことが起こるかというと、化粧水の中にほんの0.1%でもオーガニック成分を配合すれば、その他の成分がすべて石油由来成分、化学合成成分であっても「オーガニック商品」を名乗れてしまうのです。

 

なので先ほどお伝えした世界の認証機関から認定をもらった所が増えてきています!

 

 

 

 

 

まとめ


皆様、長々とお疲れ様でした!

オーガニックとはなんなのか?

そして良い所と悪い所は理解していただけましたか?

 

どんな商品でも強みと弱みがあると言うのは当たり前ですが

オーガニックだからと言って安全というわけではなくて

その人に合った商品というのが必ずあるのでしっかりとそこを見極めていきましょう!

 

 

オーガニックにこだわり続けたサロンがここにはあります!

 

是非、一度足を運んでいただくとオーガニックの安全性や安心感を感じていただけると思いますよ!

 

 

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